津田友子さんのRecovery


「ステキ!」と思わず声が上がる、温もりのある楽焼の茶道具。
日常から非日常へと誘う華やかなうつわ――津田友子さんは、伝統ある手捻りの楽焼の継承者として、また、陶芸の新しい表現を切り開く作家として活躍中だ。
オリジナルの作品は、自身の出産をきっかけに、「仕事や子育てで忙しいからこそ、上質なリフレッシュを」との思いから生まれたもの。日常のシーンを贅沢なひと時にかえてくれるゴージャスなデザインと、使い手の所作を美しく見せるフォルムで、多くのファンを魅了。東京をはじめ全国の百貨店やギャラリーからオファーを受け、作陶に忙しい日々を送っている。


作品の優雅さとはうってかわり、陶芸は想像以上に過酷な仕事だ。毎朝、早くから自宅の六畳ほどの工房で、土の塊から、手捻りで作品を生み出す。腕や肩、背中を酷使する上に、側面を削る際は、腰をひねり、顔を横向けにする無理な姿勢が続く。

「一日が終わる頃には、肩や首、背中が凝り固まり、腰もどんと重くなります」と津田さん。
そんな津田さんの一番のリフレッシュ法は、睡眠だ。もっとも9歳の娘を育てる「働くママ」ゆえに、睡眠時間は4~6時間程度。「その分、眠りの質を重視しています」。
重い布団はNG。枕は柔らかすぎず、頭をほどよく支えてくれるもの。寝具にはこだわり、良質な眠りを確保する。
「健康でないと、土に向き合うことができません。しっかり寝て、きちんと食べる。これが私の作品づくりの原動力です」。

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